事業の失敗により破産を検討しているのですが、妻から「破産をするなら別れてほしい」と、離婚を突きつけられています。前にも後ろにも進めないので、何とかならないでしょうか。
良くある借金問題についてのお悩み
返済の催促がうるさくて、仕事や生活に支障をきたしている
破産以外の方法で、何とか借金を減らしたい
債務整理を進めると、連帯保証人に迷惑がかからないだろうか
借金問題に関して弁護士に相談するメリット
何かしらの解決策をお示しできると思いますので、債務と精神的なストレスが軽減されるでしょう。お金の失敗は予測が付きにくく、誰にでも起こり得ることです。しかし、経済的な事情は、簡単に他人には相談できない場合が多いでしょう。相談するだけでも楽になるはずですから、一人で抱え込まず、できることを着々と進めていきましょう。
自己破産に関する相談事例
ご相談内容
無料相談でのアドバイス
奥さんが反対する理由は何なのでしょうか。おそらく破産に対し、誤ったイメージを持たれているのだと思います。戸籍に記載されるのではないか、選挙権も失うのでは無いか、という誤った情報をお持ちの方もいらっしゃいますが、そのようなことは無いのです。弁護士や税理士、警備員など職業によっては、破産したことで就けないものありますが、限られていますし、クレジットの利用ができなくなったりしますが、一時的なものです。ご来所いただけば、破産の影響について詳しくご説明いたします。
実際の結果
奥さんの誤解が解けた結果、破産手続きへ踏み切ることになりました。
考慮したいポイント
破産をしても、生活に最低限必要な財産は確保されます。交通事情によっては、自家用車を保有することも可能です。イメージやうわさに惑わされず、弁護士から正確な情報を得たうえで、的確な判断をするようにしてください。
任意整理に関する相談事例
ご相談内容
社会人になって3年目、独り暮らしで何かと出費が多く、キャッシングに頼った生活を続けてきました。このままでは借金が増えるばかりで、返せる見込みが付きません。
無料相談でのアドバイス
家計の収支状況を伺ったところ、趣味のコレクションに月額5万円を費やしているとのこと。一方の債務総額は約200万円。趣味を3年間我慢すれば180万円が返済できる計算です。これを機に、生活スタイルを見直してみてはいかがですか。
実際の結果
債権者である金融機関と交渉し、将来の利息をカットしたうえで、債務総額を180万円に減免してもらいました。
考慮したいポイント
任意整理のめどは「3年から5年で返せるかどうか」とされていますが、金融機関によってはもっと長期の分割でも対応してもらえる場合もあります。無理をするより、実行可能な返済計画をプランニングしていきましょう。
個人再生に関する相談事例
ご相談内容
現在、会社に勤めていて、住宅ローンと借金に苦しんでいます。インターネットで調べたところ、個人再生という方法を使えば、自宅を没収されずに借金が減らせると知りました。どうやったら利用できるのでしょうか。
無料相談でのアドバイス
債務が最大で8割カットされる個人再生を「小規模個人再生」といいます。小規模個人再生は、裁判所に返済プランを認めてもらったうえで、債権者の過半数から了承を得る必要があります。最低弁済額の基準も定められていますし、無条件に債務を減額できるわけではございません。
実際の結果
債権者から、再生計画案に対し、負債の大幅カットについて反対である、と反対意見が出され、小規模個人再生より返済額の多い「給与所得者等再生」の手続きを進めることになりました。
考慮したいポイント
借り入れ先が1カ所しかない場合は、その会社が個人再生承認の主導権を握っていることになります。「破産するぐらいなら」と減免を受け入れてくれる場合もありますが、反対されることもあります。手続きを利用できるかどうか慎重に進めるべきでしょう。
